そこで情報ネットワーキング研究室では、国内の豪雪地帯の自治体(長野県白馬村など)と連携し、除雪作業を効率化するための様々な技術の研究開発に取り組んでいます。まず、除雪車内にiPadやAndroidタブレットを設置し、雪の下に埋もれているマンホールや縁石などの道路構造物の存在を直感的に通知することで、迅速かつきれいな除雪作業が行える除雪車支援システムを研究開発しました。また自動運転などでも利用されている、現実空間の構造を三次元的に計測できる三次元LiDAR (Light Detection and Ranging)を使用して、除雪車へ近づいている歩行者や車両の存在を検知し、除雪オペレータへ早期に通知できる仕組みを研究開発しています。